LOCKCHECKERの機能について

鍵の開け締めをすることはできますか?

いいえ。LOCKCHECKERは鍵の状態を監視する機能だけに特化したものですので、開け締めの操作は手動で行ってください。

LOCKCHECKERが故障した時に鍵を開けられますか?

はい。電池が消耗したり本体が故障してLOCKCHECKERの機能が失われても鍵の開け締めは従来通り可能です。

インターネットに接続する環境がありませんが使用できますか?

いいえ。LOCKCHECKER本体がWiFiを通してNTTフレッツなどの光ファイバー回線やADSL、WiMAXなどのインターネット回線に接続できることが必要です。
また、鍵の状態をチェックする端末もインターネットに接続できる必要があります。
なおLOCKCHECKERの初期設定が済めば、有線LANでインターネットに接続しているパソコンからでも鍵の状態をチェックすることは可能です。

Google Homeのようなスマートスピーカーにつながりますか?

いいえ。LOCKCHECKERはインターネット経由でLOCKCHECKERサーバと接続する以外は通信いたしませんので、直接スマートスピーカーとのやりとりはできません。

有料の契約は必要ですか? ネット接続のために費用が掛かりますか?

いいえ。LOCKCHECKERを購入するとその場ですぐにインターネット経由での鍵の確認ができるようになっています。確認機能に期限は設けておらず、他社類似品のような月ぎめ利用契約は必要ありません。
ただし、接続するためのWiFi親機(=無線LAN親機,アクセスポイント)、インターネット接続回線はお客様でご用意ください。

鍵の監視はいつでも可能ですか?

はい。 LOCKCHECKER は24時間365日継続的に鍵の開け締めを監視しています。
ただし、サーバーのメンテナンスのために短時間の機能停止をすることがあります。サーバーの停止中に行った鍵の操作は記録されない場合がございますのでご了承ください。
メンテナンスの予定はこのサイトのお知らせページで告知するようにしていますのでご確認ください。

鍵の開け締め監視以外の用途で使用できますか?

はい。LOCKCHECKERは磁力の有無を検知して動作しますので、磁石を取り付けられる物体の接近を検知する用途であれば鍵以外のものでも利用できます。
ただし、直射日光/高温/多湿/低温/水のかかる環境/車両等の振動のある場所では故障の恐れがありますので使用しないでください。
そのほか詳しい内容については、メールにてお問い合わせください。

安全性について

LOCKCHECKERは安全ですか? IoT機器の安全性は確保されますか?

はい。 LOCKCHECKERの通信は、TLS (Transport Layer Security)と呼ばれる高度なセキュリティ技術を採用しており、盗聴などで情報が流出するのを防ぐ仕組みになっています。TLSについては Wikipediaの解説 をご覧ください。
また、LOCKCHECKERの特徴として、鍵の開け締めをしたとき以外は本体の機能がすべて停止しており、外部からLOCKCHECKER本体にアクセスすることは原理的に不可能です。開け締め操作をしたときにクライアントとしての動作を一瞬するだけですので、外部から不正な操作を受ける可能性はほとんどゼロになっています。この点において、IPカメラやルーターのように本体自身が常時外部からの接続を受け入れるサーバー動作をするものとは本質的な違いがあります。
(鍵の開け締めの時だけ動作する技術は特許出願済)

LOCKCHECKERのデータはどこにありますか?

お客様のデータをお預かりするサーバはセキュリティの確保を第一に考え日本国内に設置されており、厳重な管理の下に運用されています。

設置方法について

引き戸形式の玄関扉にも使えますか?

付属の磁石を施錠ツマミに取り付けられるかどうか、錠の周りの形状などによって変わりますので、ご使用はお客様のご判断でお願いいたします。

  • 昔ながらのねじを差し込んで回転させる錠には適用できません。
  • 上下につまみをスライドさせる錠では適用可能な場合があります。
  • 取り付ける場合はクレセント錠の場合を参考にして、施錠時に磁石と本体の位置関係が確保できるようにしてみてください。

どの種類の電池が使用できますか?

下記の単3型電池が使用できます。
・アルカリ乾電池(通常はこちら、安価)
・リチウム乾電池(低温時の電圧維持に優れる、高価)
充電式のリチウムイオン電池は電圧が不適合です。装着しますと焼損する危険がありますので絶対に使用しないでください。
マンガン乾電池やNiMH充電池も使用は可能ですが、電圧が低いため交換間隔が短くなります。

LINEのアカウントや、専用のアプリをインストールする必要はありますか?

いいえ。LOCKCHECKERでは、iPhone、Android、Windows いずれの機種にも共通のウェブページ(HTML画面)を使用しています。
監視画面はアプリではなく端末標準のブラウザを使いますので、特別なアプリのダウンロードやインストールをする必要はありません。
また初期設定のときも標準のブラウザ以外に必要なソフトはありません。
なお、すでに LINE をご使用になっている方であれば、鍵の開け締めと同時に LINE Notify の機能でメッセージを表示させることができますのでご利用ください。

LINEへ通知を送るやり方がわかりません

使用方法の LINE Notify の機能でメッセージを表示 を参照してください。
なお、LINE アプリの操作や、アクセストークンの取得方法についてはサポート対象外とさせていただきます。

WiFi親機(無線LANアクセスポイント)の機種はどれでも使えますか?

残念ながら機種によっては安定した運用ができない場合がございます。
最近の大手電機メーカー製のWiFi親機であれば使用可能と考えられますが、廉価で小型のポータブルな機種などにおいて、子機の接続/切断がうまく行かずに安定した通信ができないものもございます。
WiFi親機との接続が不安定な場合、LOCKCHECKERが再接続の動作を繰り返すため、短時間で電池が消耗してしまう場合があります。
LOCKCHECKERを購入されて設置したときには、鍵の開け締めをゆっくりと繰り返し、開け締めに対応した監視画面が正しく表示されることを確かめていただくようお願い申し上げます。
なお、お問い合わせ窓口までメールでご連絡いただければ、動作確認ができているWiFi親機(WiFiルーター)をご紹介することは可能です。

スマートフォンのテザリング機能をWiFi親機として使用できますか?

はい。スマートフォンのテザリングを利用した運用は不可能ではありません。
ただし通常のWiFi親機と異なり、安定した長時間の運用が難しい場合がありますので、サポート対象外とさせていただきます。

WiFi親機の設定を変更する必要はありますか?

いいえ。通常のご家庭で使用する状態から変更する必要はありません。
・2.4GHz帯のWiFi規格でIPv4が使えること
・DHCPサーバ、IPマスカレード(NAT)の機能があること
以上が必要ですが、家庭用に市販されている機種やプロバイダーより貸与されている機種であれば特に設定を変えることなく購入時のままで使える場合がほとんどと考えられます。

鍵の状態を監視する画面が出ません

・LOCKCHECKER-SETUPの画面で正しくWiFi親機の情報が入力されていない
・スマートフォン等のブラウザに入力するアドレスがちがっている
・スマートフォン等の端末がインターネットにつながっていない
以上を今一度お確かめください。

鍵を開け締めしても監視画面が変わらない/電池の消耗が早い

・LOCKCHECKERのLEDが点灯しない
鍵を締めたときにLEDが2回点滅するのを確かめてください。点滅しないようであれば磁石との距離が離れすぎているか、締めたときの磁石と本体との位置関係が不適切なことが考えられます。

・電池が正しくセットされていればボタンの長押しをしてLEDの点滅が連続して初期設定状態になるはずです。そうでなければ新品の電池が正しい向きに装着されているかご確認ください。
それでもLEDが点灯しない場合は本体が故障している可能性がありますので、お問い合わせ窓口にご連絡ください。

・LOCKCHECKERがインターネット通信できない場合、初期設定のSSIDやKEYが間違っている可能性があります。
鍵を開けたときにLEDが1回点滅、締めたときにLEDが2回点滅していれば鍵の検出はできています。鍵の検出の後しばらくして4回以上の点滅を繰り返したあと停止する場合は、WiFiに接続できなかったか、WiFiの接続ができてもインターネットへの接続に失敗しています。
なお、WiFi親機の機種によっては、一度接続して切れた後はすぐには再接続できないものもありますので、数分の間をあけて鍵の開け締めをしてみてください。

・電池の消耗が早い場合はLOCKCHECKERがインターネット通信できず、繰り返し再接続を試みている可能性があります。初期設定が正しくできているか、WiFi親機との通信が不安定でないかをお確かめください。

・WiFi親機が実際にインターネットに接続されているかをスマートフォンなどの端末を接続して確かめてください。

・WiFi親機の電源をいったん落としてから再起動すると通信が回復することもありますので試してみてください。

・WiFi親機と本体の距離が離れすぎていると通信ができませんので、WiFi親機を本体の近くに移動させるなどの対策が必要な場合もあります。

LOCKCHECKER-SETUPの画面が出ず初期設定ができない

・操作をするスマートフォン端末はできるだけ本体に近いところでご使用ください。
・基板上の●ボタンスイッチを4秒以上押し続けてLEDが点滅するのを確認してください。
・電池は新品をご使用ください。

電池の取り外しがやりにくい

ドアの開け閉めの衝撃でも電池が外れないよう保持するため、簡単には取り外しできないようになっています。
電池を外すコツは、電池をマイナス側のバネを押し縮める向きにスライドさせてプラス側に隙間を作り、そこに指をかけて引っ張り出すようにします。
また、電池を装着する前にセロハンテープ等を巻き付けてタブを作っておき、それを引っ張れるようにしておくと便利です。
ドライバー等で電池をひっかける方法は、電池にキズを付けたり、プラスマイナスの電極をショートさせる可能性があり、過熱して火事になる危険があるのでやめてください。

交換用の両面粘着テープが欲しい

ホームセンターで手に入るものでは、3M製「多用途強力両面テープ アクリルフォームタイプ」などが使用できます。
100円ショップで「超強力タイプ」として販売されているものも使えますが、長期間の耐久性や低温時の粘着力に差があるようです。

構成部品について

製造時期の違いで基板の色や部品配置の異なる製品がありますが、機能に違いはありません。どれも区別なくご使用できます。

監視画面の表示について

監視画面のURL(アドレス)やパスワードがわからなくなってしまいました

監視画面のアドレスを再度表示させるには、本体の初期設定をやり直してください。初期設定のやり方はこのサイトの「使用方法」を参照してください。
LOCKCHECKER.COM のユーザー登録後にパスワードがわからなくなった場合は、登録に使用したメールアドレスに新しいパスワードを送ることができます(パスワードリセット機能)
* お客様が設定したパスワードはサーバーに保管されておらず、お客様以外のどなたからも回答したり変更することは原理的にできませんのでご了承ください。

LOCKCHECKERの使用全般について

購入したLOCKCHEKERの使用に期限はありますか?

いいえ。期限の定めなく無料でご使用できます。
LOCKCHECKER.COMでは期限を設けずにすべてのLOCKCHECKERが運用を継続できるよう最大限の努力をいたしております。
なお、本体のハードウェアの保証期間はご購入後1年とさせていただいております。保証期間以降の故障につきましては有償での対応となりますので、お問い合わせ窓口へご連絡ください。

LOCKCHECKERサーバーの運用をユーザー指定の設備で行えますか?

はい。LOCKCHECKER 本体の設定を変更して、データをアップロードするサーバーとして任意のURLを指定することが可能です。
変更方法等はお問い合わせ窓口へご照会ください。運用に必要な本体ならびにサーバーの技術情報、使用条件などを無料で提示いたします。サーバー側のプログラムはユーザー様にてご用意ください。
また、有償のサービスとなりますが、プログラムも含めた専用サーバーのご用意や運用請負、データアクセスのAPIの用意、あらかじめ設定を変更した LOCKCHECKER 本体のご提供、そのほかご要望に応じたサーバーや本体のカスタマイズ等も承ります。

LOCKCHECKERに残っているデータを消去できますか?

はい。本体の初期設定モードを起動し、「ユーザー設定を消去」ボタンを押してください。しばらくするとLOCKCHECKERは再起動し、この本体に関する記録をサーバーから消去するとともに、本体を工場出荷時の状態に戻します。